もっとも危険な街、カラカス | 南米リアルタイム旅行記 Forブログ

もっとも危険な街、カラカス

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中南米に危険な都市は数々ありますが、
旅行者が普通に行く場所で、

今もっとも危険と言われるがベネズエラのカラカス!
これ以上危険そうな場所となると、
ブラジルのファベーラ(貧民街)とか、半内戦状態のハイチとか、
まあいくらでもあるけど普通は行かない場所になってきます。

みんな極力避けているので、情報は少ないけどたまに聞く噂は、
『安全のためここだけは、ホテルやタクシーに金を惜しまなかった話』か、
『強盗や置き引きに遭った話』
のどっちか。
まあ、旅行者の噂など所詮は噂ですけど、
統計的にも過去最高の犯罪発生率だと、地球の歩き方にも書いてある。
そう今、カラカスが熱い!!

今回、止むおえずカラカスを通ることになっていたけど、けっこうビビってた。
そのうえキューバからの飛行機が遅れて、
明るいうちに着く予定がカラカスに着いたのは深夜11時。
そのまま、エアポートタクシーでバスターミナルへ直行する。
普段の金銭感覚からいうと、

30分ちょいの距離にタクシー代50000Br(約2500円)は破格。
しかし、またパソコンでも盗られた日にはたまらないからこの際仕方ない。

この時間バスは既になく、
バスターミナルのクセに周辺には何もなく(宿くらいあるんですけどね、フツー)、
結局ここで一夜を明かす。
危険はないのかというと、警備員と職員は24時間いて、

その目の前に座っていたのでむしろ安全だったと思う。
翌朝、明るくなって判明するのだけど、もうカラカス市街の外れもいいとこで
どこかの山村のような寂れた場所だった。
逆に安全か?

その夜は雨が降ってひどく寒かった。
赤道が近いくせに、防寒具をすべて引っ張りだすことになる。
警備員に好奇の目を向けられながらも、

トイレのコンセントに「湯沸かしコイル」差して、
お湯を沸しカップラーメンをすすった。
やっぱり温かい食事は良いけど…侘しい…

今回、こういういかにもバックパッカー的な苦労とは

無縁で行きたかったのだが、
気がつくと結構やっている。

そしていま。エンジェルフォールへの基点となる、シウダーボリーバルの町にいる。


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